
現在、「こどもロコモ」という子供の運動機能低下も問題となっております。軽くこけただけで骨が折れたり、将来に体が弱い状態になってしまう可能性が高くなります。
また、私の専門分野である『骨粗鬆症(骨が弱くなる病気)』において、骨は年齢とともに弱くなるため完全に避けることはできないため、近年では、成長期に骨をしっかり強くしておく「貯骨(ちょこつ)」という考え方が大切にされています。
骨の強さは20歳ごろにピークを迎えるため、学童期に運動機能を高め、丈夫な骨を育てておくことが将来の健康につながります。