腰の痛み 〜治療〜

今回は腰痛の治療についてです。

腰痛の治療は原因によって様々です。

例えば腰椎椎間板ヘルニアであれば、足への神経痛が生じること多く、内服薬にて症状の緩和を行い、そのまま保存療法を継続するか手術をするかを検討します。骨の変形に伴うものであれば、変形した骨を元の状態の戻すことは困難なため、その周囲の筋肉を鍛えて骨への負担を減らすという考えで、リハビリテーションが重要となります。筋、筋膜性の腰痛であれば、トリガー注射や注射によるFascia リリース(一般に筋膜リリースと言われます。)などが有効と考えます。

原因は他にも多くあり、症状や原因に応じた治療を行います。

腰痛には体幹〜股関節〜膝の筋力を鍛える筋力トレーニングと筋肉に柔軟性を持たせるためのストレッチは非常に効果的なので重要となります。ただし、行うべき時期、安静にする時期があり、また感染や骨折などでは行ってはいけませんので、正しい診断の上行う必要があります。

腰痛に対する考え方や治療方法は日進月歩で変化しております。当院では出来る限り最新の知見を得て、治療にフィードバックするようにしております。

腰痛でお困りの際は是非一度ご相談ください。

     神戸市中央区:元町、大倉山の整形外科   小沢医院 南 弘樹